鴎友学園女子中学校2026年度第2回算数の大問7です。
3人の移動と出会いを距離と時間で整理する速さの問題です。問題の条件を順に整理していきます。
問題
以下の問題図版は、解説のために鴎友学園女子中学校の公表問題から引用しています。

公式の問題と解答は、学校の公表資料でも確認できます。
問題(PDF)
解答(PDF)
道のりと時刻をそろえる
学校を0m、図書館を反対側の端とし、3人が出発した時刻を0分後とします。はじめの10分間に、Aさんは学校から80×10=800m、Cさんは図書館から40×10=400m進んで出会いました。2人が進んだ道のりを合わせると学校から図書館までになるので、全体の道のりは800+400=1200mです。
(1)忘れ物を取った後の速さ
Aさんがはじめに出会った場所は、学校から800mの地点です。そこから分速80mのまま学校へ戻る時間は800÷80=10分です。引き返したのが10分後なので、学校に着くのは10+10=20分後です。学校に着いてから再び出発するまでに4分かかったため、再出発は20+4=24分後です。この4分には、忘れ物を取る時間など、学校にとどまっていた時間がすべて含まれます。
Bさんは分速40mで1200m進むので、図書館に着くのは1200÷40=30分後です。Aさんも同時に着くという条件から、再出発後に進める時間は30-24=6分です。したがって、忘れ物を取った後の速さは1200÷6=分速200mです。6分間で200×6=1200m進むので、図書館にちょうど着くことも確かめられます。
(2)AさんがPを通るまで
24分後までにCさんが図書館から進んだ道のりは40×24=960mです。全体は1200mなので、このときCさんは学校から1200-960=240mの地点にいます。学校を出たAさんとの間は240mで、2人は向かい合って進みます。1分間に近づく道のりは200+40=240mだから、240÷240=1分後、つまり全体の出発から25分後に2回目の出会いがあります。出会った場所は、Aさんが1分間に進んだ学校から200mの地点です。
25分後のBさんは学校から40×25=1000mの地点にいるので、そこがPです。2回目の出会いの場所からPまでは1000-200=800mです。Aさんが進む時間は800÷200=4分となります。実際、Aさんは全体の出発から29分後にPを通り、その1分後の30分後に図書館へ着くので、Bさんと同時に着く条件にも合います。
答えは、(1)分速200m、(2)4分後です。
