鴎友学園女子中学校2025年度第2回算数の大問8です。
3つの集合の重なりを整理し、ちょうど2つを利用する人数を求める問題です。問題の条件を順に整理していきます。
問題
以下の問題図版は、解説のために鴎友学園女子中学校の公表問題から引用しています。

公式の問題と解答は、学校の公表資料でも確認できます。
問題(PDF)
解答(PDF)
少なくとも1つの手段を利用する人数
全体の240人から、いずれも利用しない32人を引きます。
240-32=208
したがって、電車、自転車、バスのうち、少なくとも1つを利用する人は208人です。
3つすべてを利用する人数
3つすべてを利用する人数を□人とします。
それぞれの手段を利用する人数の合計は、
179+56+27=262
です。
この合計では、2つ以上の手段を利用する人が重複して数えられています。そこで、2つの手段をともに利用する人数を引きます。
38+6+15=59
3つすべてを利用する人は、最初の262人の中で3回数えられ、その後、3組の重なりとして3回引かれています。そのため、262-59では1回も数えられていません。少なくとも1つを利用する208人に合わせるには、□人を1回分足します。
262-59+□=208
203+□=208
□=5
したがって、3つすべてを利用する人は5人です。
ちょうど2つの手段を利用する人数
「電車と自転車を利用する38人」には、3つすべてを利用する5人も含まれています。電車と自転車だけを利用する人は、
38-5=33
より、33人です。
同じように、自転車とバスだけを利用する人は、
6-5=1
より、1人です。
バスと電車だけを利用する人は、
15-5=10
より、10人です。
ベン図で確かめる
ここまでに求めた人数をベン図に入れると、3つの重なりが見やすくなります。中央が3つすべてを利用する5人、そのまわりの33人、1人、10人が、ちょうど2つの手段を利用する人です。

したがって、ちょうど2つの手段を利用する人数は、
33+1+10=44
です。
別の確かめ方
2つずつの重なりである38人、6人、15人の合計59人には、ちょうど2つを利用する人は1回ずつ、3つすべてを利用する5人は3回含まれています。
そこで、
59-5×3=44
と計算しても同じ答えになります。
答えは44人です。
