鴎友学園女子中学校2025年度第2回算数の大問1です。
小数と分数が混じった式を、計算の順序を戻しながら解く逆算です。問題の条件を順に整理していきます。
問題
以下の問題図版は、解説のために鴎友学園女子中学校の公表問題から引用しています。

公式の問題と解答は、学校の公表資料でも確認できます。
問題(PDF)
解答(PDF)
計算の順序と式の意味を確認する
□に入る数を求めます。与えられた式は、
32.1-{(□+0.625)÷3/5×4.26}=10と4/5
です。波かっこの中では、まず丸かっこの「□+0.625」を計算します。次に、分数3/5で割り、その結果に4.26をかけます。わり算とかけ算は同じ優先順位なので、式に書かれた左から順に計算することが大切です。
このような式では、□に近い計算から進めるのではなく、最後に行われた計算から反対の計算をして戻します。
波かっこの値を求める
右辺の帯分数を小数に直すと、4/5=0.8なので、10と4/5=10.8です。
波かっこの中全体を○とすると、式は、
32.1-○=10.8
となります。○は32.1から引かれている数です。「引かれる数-引く数=差」なので、引く数は「引かれる数-差」で求められます。
○=32.1-10.8=21.3
したがって、
(□+0.625)÷3/5×4.26=21.3
です。
内側へ向かって逆算する
波かっこの中で最後に行う計算は「×4.26」です。かける前の数を求めるには、反対の計算であるわり算をします。
21.3÷4.26=5
よって、
(□+0.625)÷3/5=5
となります。
次に「÷3/5」を元に戻します。3/5で割る前の数を求めるので、5に3/5をかけます。
□+0.625=5×3/5=3
最後に「+0.625」を元に戻すため、3から0.625を引きます。
□=3-0.625=2.375
帯分数に直して確かめる
2.375の小数部分は0.375です。0.375=375/1000=3/8なので、2.375は帯分数で2と3/8です。
この数をもとの式に入れると、2.375+0.625=3、3÷3/5=5、5×4.26=21.3となります。さらに、32.1-21.3=10.8=10と4/5です。左辺と右辺が等しくなるため、求めた数で正しいと確かめられます。
公式答え:2と3/8
