鴎友学園女子中学校2025年度第2回算数の大問4です。
3や9をたくさん並べた数を、37で割った余りを考えます。これをそのまま割り算することはできません。37と、3桁の数との関係に気がつくかどうかがポイントです。
問題
以下の問題図版は、解説のために鴎友学園女子中学校の公表問題から引用しています。

公式の問題と解答は、学校の公表資料でも確認できます。
2025年度第2回入学試験 算数問題(PDF)
2025年度第2回入学試験 算数解答(PDF)
999と1000に注目する
まず、37の倍数を少し調べます。
37×27=999
したがって、999は37で割り切れます。また、1000は999より1大きい数ですから、37で割った余りは1です。
ここが分かれば、同じ数字が長く続く数を、右から3桁ずつ区切って考えることができます。3桁左へ動くことは1000倍することですが、1000を37で割った余りは1です。したがって、1000倍しても余りは変わりません。
(1)3を8個並べた数
33333333を、右から3桁ずつ区切ります。
33|333|333
333は、
333=37×9
ですから、37で割り切れます。右の333も、真ん中の333も余りは0です。左に残った33は1000を2回かけた位置にありますが、1000倍しても余りは変わりません。
したがって、33333333を37で割った余りは33です。
答え 33
(2)9を2024個並べた数
こちらも右から3桁ずつ区切ります。
2024=3×674+2
ですから、999のかたまりが674個できて、いちばん左に99が残ります。
99|999|999|……|999
999は37で割り切れますから、674個ある999のかたまりは、どれも余りを残しません。考えればよいのは、いちばん左の99だけです。
99=37×2+25
99がどれだけ左にあっても、1000倍するたびに余りは変わりません。したがって、求める余りは25です。
答え 25
同じ数字が並ぶ数は、区切ってみる
同じ数字が長く並ぶと、とても大きな数に見えます。しかし、割る数の近くに9、99、999のような数がないかを調べると、まとまりで考えられることがあります。
この問題では、37×27=999を見つけたことで、2024個の9も3桁ずつ整理できました。大きな数を作ろうとせず、割り切れるかたまりを探すことが大切です。
数の性質をまとめて復習したい方は、「これでわかる数の問題」もご覧ください。
