鴎友学園女子中学校2026年度第2回算数の大問8です。
A、B、Cの3人がジャガイモを渡した前後の個数と比を整理する問題です。比の何目盛り分にあたるかを順に考えます。
問題
以下の問題図版は、解説のために鴎友学園女子中学校の公表問題から引用しています。

公式の問題と解答は、学校の公表資料でも確認できます。
問題(PDF)
解答(PDF)
(1)マルイチ算と消去算で比を求める
Aさんが最初に収穫した個数を③、Bさんが最初に収穫した個数を[4]と表します。丸数字と角かっこでは、1目盛り分の個数が違うので、記号を分けています。
Aさんは③のうち①を渡すので、②が残ります。Bさんは[4]のうち[1]を渡すので、[3]が残ります。
2人が交換したあとは、次のようになります。
Aさん ②+[1]
Bさん ①+[3]
この2つの個数の比が5:7です。5の側を7倍した個数と、7の側を5倍した個数は同じです。
Aさんの側を7倍すると⑭+[7]、Bさんの側を5倍すると⑤+[15]になります。
両方から⑤と[7]を取り除くと、⑨と[8]が同じ個数だと分かります。
したがって、①:[1]=8:9です。
Aさんの最初の③は3×8=24、Bさんの最初の[4]は4×9=36です。
24:36=2:3
したがって、最初に収穫した個数の比は、A:B=2:3です。
(2)和が変わらないことを使う
①:[1]=8:9でした。そこで①を8△、[1]を9△と表します。
Aさんの最初の③は24△、Bさんの最初の[4]は36△です。最初の交換後は、Aさんが25△、Bさんが35△になります。
Cさんは最初に60個持っていますから、3人の合計は、
24△+36△+60=60△+60
です。ジャガイモを渡しても、3人の合計は変わりません。最後は3人が同じ個数になるので、1人分は、
(60△+60)÷3=20△+20
となります。
一方、Aさんは最初の交換後に25△を持ち、そこからCさんに25個渡しています。Aさんの最後の個数は、25△-25です。
25△-25と20△+20が同じ個数です。左は△が5つ多い代わりに、実際の個数を45個少なくしています。
5△=45
1△=45÷5=9個です。
最初の交換後、Bさんは35△を持っていました。
35×9=315個
最後の1人分は、20×9+20=200個です。したがって、BさんがCさんに渡した個数は、
315-200=115個
です。
確かめ
最初はAさんが24×9=216個、Bさんが36×9=324個です。Aさんは72個、Bさんは81個を渡します。
交換後はAさんが225個、Bさんが315個となり、確かに5:7です。その後、Aさんが25個、Bさんが115個をCさんへ渡すと、3人とも200個になります。
公式解答:(1)A:B=2:3、(2)115個
