鴎友学園女子中学校2026年度第2回算数の大問5です。
台形の対角線と2本の線がつくる交点から、線分比と面積比を求める問題です。問題の条件を順に整理していきます。
問題
以下の問題図版は、解説のために鴎友学園女子中学校の公表問題から引用しています。

公式の問題と解答は、学校の公表資料でも確認できます。
問題(PDF)
解答(PDF)
比を目盛りに直す
BCを7目盛り、ADを6目盛りとします。BE:EC=3:4なので、BEは3目盛り、ECは4目盛りです。これは実際の長さを決めるのではなく、同じ割合で比べるための目盛りです。ECは下底BCの一部ですから、ADとECは平行です。
GとFの位置を比べる
A、G、Cは一直線上、D、G、Eも一直線上です。ADとECが平行なので、三角形ADGと三角形CEGは相似です。したがって、DG:GE=AD:EC=6:4=3:2です。
また、DF:FC=3:2です。三角形DCEで、Gは辺DEを3:2に、Fは辺DCを3:2に分けています。Dから見た分け方が等しいので、GFとECは平行です。三角形DGFと三角形DECは相似になり、GF:EC=DG:DE=3:5です。よって、GFは4目盛りの3/5で、12/5目盛りです。
(1)DH:HE
GFとBEは平行で、G、H、Eは一直線上、F、H、Bは一直線上です。三角形GHFと三角形EHBは相似なので、GH:HE=GF:BE=12/5:3=4:5です。
GHを8目盛り、HEを10目盛りとすると、GEは18目盛りです。DG:GE=3:2より、DGは27目盛りです。点はD、G、H、Eの順に並ぶため、DHは27+8=35目盛りです。したがって、DH:HE=35:10=7:2です。
(2)DG:GH:HE
上でそろえた目盛りをそのまま読むと、DG:GH:HE=27:8:10です。確かめると、GEは8+10=18目盛りなのでDG:GE=27:18=3:2、またGH:HE=8:10=4:5となり、どちらも初めの比と一致します。DE全体も27+8+10=45目盛りです。
(3)三角形GHCの面積
GHとDEは同じ直線上にあり、三角形GHCと三角形DECはCからその直線までの高さが同じです。したがって、面積比はGH:DE=8:45です。
次に、三角形DECと台形ABCDは高さが共通です。三角形DECの面積は「EC×高さ÷2」、台形ABCDの面積は「(AD+BC)×高さ÷2」なので、その比は4:(6+7)=4:13です。よって、三角形GHCは台形ABCDの8/45×4/13=32/585倍です。
確認済みの答えは、(1)7:2、(2)27:8:10、(3)32/585倍
