雙葉の国語

雙葉の国語は、2023~2026年度の過去問を並べると、出題の組み立てに共通点が見えてきます。まとまった文章が二つあり、その読解問題に続いて、漢字や語句の問題に取り組む構成です。年度によって題材や設問は変わりますが、選択肢だけで処理する試験ではありません。文章で答える問題を含め、いくつかの形式に対応する必要があります。

出題形式

読解問題では、選択、本文からの抜き出し、記述が組み合わされています。記述も一問だけではなく、本文中の出来事や人物の気持ち、筆者の考えなどを、自分の文章で説明する設問が複数確認できます。二つの文章を読み分けながら、問いに応じて答え方を変える試験です。

読解で問われる内容

確認できる設問は、本文に何が書かれていたかを答えるだけではありません。人物がなぜそのように行動したのか、気持ちがどのように変わったのか、筆者が何を伝えようとしているのか、といった内容が問われています。本文の一部分だけで答えが完成せず、離れた箇所にある理由や変化を結び直す問題も見られます。

記述問題

記述では、設問が求める内容と本文の根拠を対応させる必要があります。理由を問う問題なら、出来事を説明するだけでは足りません。変化を問う問題なら、変化したあとの状態だけでなく、前後の違いが答案に必要になることがあります。長く書くことより、問いに必要な要素がそろっているかが答案の差になりやすいところです。

2023年と2024年には、本文を踏まえて自分の経験を説明する形式も確認できます。自由な作文ではなく、本文の内容と自分の経験がどう関係するかを示す問題です。全年度に固定された形式ではありませんが、過去問対策では一度確認しておきたい出題です。

漢字・語句

漢字や語句は、読解問題とは別に出題されています。記述に時間を使う試験だからこそ、知識問題は迷わず処理できる状態にしておきたいところです。読解と記述だけに対策を寄せず、漢字の読み書きや語句も得点源として準備します。

過去問対策

過去問では、正答数だけでなく、選択、抜き出し、記述、漢字・語句のどこで時間を使ったかを分けて確認します。記述は、模範解答の表現を覚えるのではなく、設問が求めた要素と、答案に使う本文の箇所を照合します。二つの根拠を結ぶ問題、自分の経験を本文と関係づける問題など、形式ごとに答案の作り方を整理しておくことが、雙葉の国語対策になります。


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