2025年の算数3です。
円柱の水そうに水が入っています。この水そうの底までおもりをしずめます。
水そうの高さは十分にあり、水があふれることはありません。
(1)下のような円柱のおもりを2通りの方法でこの水そうの底までしずめて、横から見たところ、下の[図1][図2]のようになりました。この水そうの底面の半径は何cmですか。
(2)このおもりを[図3]のように、たてに5本しずめると、水面の高さは何cmになりますか。
(3)このおもりを(2)と同じように、たてに10本しずめると、水面の高さは何cmになりますか。
【解説と解答】
(1)
図1は水の体積+円柱の底面積×15cm=水槽の底面積×15cm
図2は水の体積+円柱の底面積×20cm=水槽の底面積×15.2cm
円柱の底面積×5cm=水槽の底面積×0.2cmなので、
円柱の底面積:水槽の底面積=1:25
水槽も円柱なので、半径の比は1:5ですから水槽の半径は
4×5=20cmです。
(答え)20cm
(2)円柱の底面積を【1】、水槽の底面積を【25】とします。
【25】×15.2-【1】×20=【380】-【20】=【360】が水の容積。
円柱5本を図3のように入れると、水が入る底面積は
【25】-【1】×5=【20】ですから、水面の高さは
【360】÷【20】=18cm
(答え)18cm
(3)10本だと水が入る底面積は【25】-【10】=【15】になるので、
【360】÷15=24cmになり、すべて水没します。したがって円柱の体積を水と同じに考えます。
【360】+【1】×20×10=【560】
【560】÷【25】=22.4
(答え)22.4cm