近年、いろいろな学校で長文読解の文章がどんどん長くなる傾向にあります。
したがって文中のことばや表現を抜き出すのも、なかなか大変なのですが、雙葉の国語では、割とコンパクトにまとまっています。
基本的にすべての文章を見通せるように問題ができているので、これは子どもたちにとってはプラスが大きい。
特に文章を読むのがあまり早くない、と思っている子にとっては、ホッとできる問題だと思います。
問題は、記述、抜き出し、選択といろいろあり、これは出題をやり込むことで、だんだん出題傾向に慣れてくるでしょう。
文章題が2題と言葉の問題が1題。言葉の問題には漢字の読み書き、熟語などがありますが、それほど難しいと思われる問題ではないので、国語は女子ですからある程度高得点勝負、と考えていた方が良いでしょう。
文章読解は、物語文と説明文がそれぞれ1題ずつで、50分という試験時間はそれほど短いというわけではないと思います。
5年生のうちからでも、過去問には手がつけられると思うので、早めに出題傾向を知っておくと良いと思います。