洛星、4科型でも国算理の換算点が残る

2027年度の洛星では、4科型を選んでも、必ず4科合計だけで判定されるわけではありません。社会を含む4科合計と、国語・算数・理科の合計を1.25倍した点を比べ、高い方が400点満点の判定得点になります。

配点は国語120点、算数120点、理科80点、社会80点です。3科型は国算理の合計を1.25倍した点だけを使います。4科型には、社会の得点が十分に伸びなかったときも、国算理の換算点が残る仕組みがあるのです。

たとえば国算理が240点なら、換算後は300点です。4科合計がこれを上回るには、社会で60点を超える必要があります。社会が60点なら二つの点は同じで、60点より低ければ国算理の換算点が採用されます。社会の点が判定得点を押し上げる境目は、国算理の合計によって変わります。

学校が公開している2025・2026年度の後期入試は、2027年度と同じ配点です。その得点は、二つの式のどちらが高くなるかを知る材料にはなります。ただし、一回の得点だけでは科目選択は決まりません。社会に使う学習時間が増えれば、国算理の直しに使える時間は減るからです。

「社会が得意なら4科」とだけ考えると、この判定式の半分しか使っていません。社会が加える点と、四教科へ分ける時間を一緒に考える。洛星の3科・4科は、科目数の多い少ないではなく、社会が判定得点をどこまで動かすかで決める話です。

洛星中学校「2027年度 生徒募集要項」
洛星中学校「入試情報」