洛星の授業は、一こま四十五分です。五十分ではない。その理由を学校は、放課後に時間を取り、さまざまな活動を充実させるためだと説明しています。授業を短く済ませるための四十五分ではありません。
平日は朝八時四十分から授業が始まります。月曜・火曜・金曜は七時間、水曜・木曜は六時間です。土曜日も午前中に通常授業があり、週六日、教科の時間をきちんと確保します。その上で、放課後にはクラブや生徒の活動が置かれているのです。
学校生活のページでは、こうした課外活動を、授業では得られないことを経験する場としています。チームワークだけではなく、一人ひとりの判断力や創造力、忍耐力もそこで問われる。教室の外は、授業が終わったあとの余白ではありません。
ここが洛星らしいところです。学力を育てる時間と、仲間と何かをつくる時間を取り合いにしない。一こまを四十五分とすることで、毎日の放課後に、生徒が中心となる活動を続けられる幅を残しています。
学校を比べるとき、授業時数が多いか少ないかだけでは、その学校の一日は分かりません。どこへ時間を配っているのか。洛星の四十五分授業は、六年間で教科以外の力も育てるという時間割なのだと思います。
