午前校から午後校まで、経路検索では間に合う。ところが表示された時間には、試験終了後に校門へ出るまでの時間も、保護者との合流も入っていません。土地勘のない地域では、この見えない時間を考える必要があります。
両校の受験年度の募集要項や入試案内で、午前校の終了予定時刻と退場方法、午後校の集合時刻や受付締切、遅刻した場合の扱いを確かめます。試験が終わっても、すぐ全員が退場できるとは限りません。記載がなければ、各校の入試担当窓口へ尋ねます。
調べる区間は、駅から駅ではなく校門から受付場所までです。午前校の門から駅、列車の待ち時間、乗り換え、午後校の最寄り駅から校門、さらに受付場所までを足します。駅の出口や乗り換え経路は、鉄道会社の構内図でも確かめておきます。
そのうえで、退場の遅れや交通の乱れに備える時間を加え、午後校の受付締切から逆算します。「午前校を何時までに出る必要があるか」が、見込まれる退場時刻とほとんど同じなら、一本乗り遅れただけで崩れる日程です。
昼食は移動先で店を探さず、食べる場所と時間を決めて用意します。大きな荷物を宿泊先へ預けるなら、預かり時間と受取方法を宿泊先に確かめます。受験票などを親子のどちらが持つかも決めておきたいところです。
余裕を入れると間に合わないなら、午後校を変えます。二校を予定表に置けるかではなく、子どもが食事を取り、落ち着いて次の受付に着けるか。それが午前・午後入試を組める基準です。
