受験のため、数日前から東京に滞在する。ところが、後半に受ける学校の受験票は、自宅を出たあとに発行される。遠方受験では、こんなことが起こります。前夜になって、土地勘のない場所でプリンターを探すのは大変です。
まず、受験年度の募集要項と出願サイトで、受験票を出せる日時を確かめます。用紙の大きさ、カラーか白黒か、写真を貼る必要があるかも学校によって違います。前年の受験票を見て、今年も同じだろうとは考えない方が良いでしょう。
出発後の発行になるなら、滞在先へ印刷を頼めるか、予約の時点で聞いておきます。「プリンターがありますか」だけでは足りません。宿泊客のPDFを印刷してもらえるか、データをどう渡すか、利用できる時間まで確かめます。個人情報の入った受験票ですから、渡したデータの扱いも聞いておいた方が安心です。
宿泊先でできない場合は、近くのコンビニエンスストアや印刷サービスを一か所決めます。スマートフォンから送る方式なのか、記録媒体が使えるのかはサービスによって違います。出発前に同じ方法で一度印刷しておけば、現地で初めて操作することにはなりません。
予定の日時になっても受験票が出ない、指定された形で印刷できない。そういうときは、スマートフォンの画面で入場できるだろう、学校で印刷してくれるだろうとは判断せず、学校の入試担当窓口へ連絡します。電話番号と受付時間は、出発前に控えておいてください。
受験票が出てから考えるのでは遅いのです。現地で印刷する場所を決め、使う方法を一度試してから出発する。遠方受験では、そこまでが受験票の準備です。
