遠方志望校の過去問をオンライン塾は扱える?

オンライン塾の案内に「過去問対応」とあっても、塾の主な対象地域から離れた学校まで扱うとは限りません。地方から遠方校を受ける家庭は、入会前に学校名を出して尋ねた方がよいと思います。

ここを曖昧にすると、六年生で過去問を始める時期になってから、その学校は対象外だと分かることがあります。近くの教室へ持ち込んで補う選択がない地域では、このずれがそのまま家庭の負担になります。

尋ねることは絞れます。「過去問はいつから扱うのか」「志望校の何年分まで見てもらえるのか」「答案の添削まで含むのか」です。「学校別に対応します」という案内だけで済ませず、受験予定の学校名と科目を伝え、回答を残しておきます。

科目別の違いも聞きます。子どもが解いた答案を誰が見て、どこまで返してくれるのか。サービス名ではなく、受けられる指導の範囲で判断するのです。

志望校を扱えないからといって、その塾をすぐに候補から外す必要はありません。普段の学習には使い、過去問だけは別の指導先を探すか、家庭で扱える範囲を決める方法があります。その分担は、過去問に取りかかる前に決めておきます。

オンライン塾だけで合格できるか、という大きな問いには答えられません。しかし、遠方の志望校の答案を受験まで誰が見るのかは決められます。地方の家庭が先に決めるべきなのは、そこです。