インターネットで出願登録を終えても、学校によっては在籍校が作成する書類を別に求めます。海外在住の場合、困るのは郵送の日数より、現地校へ何をどう頼むかです。日本の中学受験用の書類を、現地校の先生が知っているとは限りません。
家庭の判断で記入方法を説明しすぎない方がよいと思います。受験する年度の募集要項を正本にして、指定様式、必要部数、作成者、厳封の扱いを読みます。前年の書式が手元にあっても、そのまま現地校へ渡してはいけません。
分からないところは、出願先の入試担当窓口へ尋ねます。在籍校が海外にあることを伝え、誰がどの欄を作成するのか、日本語以外での記入が認められるかを確かめます。日本語での作成が必要なら、英語などの記入案内があるか、翻訳を添付してよいか、その翻訳を家庭、現地校、第三者の誰が作成できるのかまで聞きます。
回答を得たら、現地校の先生が読める形にして公式の様式と一緒に渡します。翻訳の添付が認められた場合だけ、指定された作成者による翻訳を用意します。複数校へ出す場合も、似た書類だから同じ扱いだとは決めず、一校ごとの回答を分けて伝え、作成に必要な日数を聞いておきます。
子どもにも、現地校の先生へ何をお願いしているのかは話しておきます。海外からの出願で保護者がするのは、書類を自分で完成させることではありません。出願先の指示を、依頼先に伝わる言葉でつなぐことです。
