遠方の中学受験、出願書類の郵送はどう準備する?

地方から県外の中学校を受験するとき、インターネット出願だけで手続きが終わるとは限りません。登録を済ませた後に、調査書などを郵送する学校があります。ここで問題なのは、必要な書類も締切の扱いも学校ごとに違うことです。

まず、受験する年度の募集要項を開きます。前年の要項や受験情報サイトは確認用にせず、学校が公表した要項を正本にしてください。出願サイトの説明も読み、「サイトに入力するもの」「自宅で印刷するもの」「在籍校へ作成を頼むもの」「郵送するもの」に分けます。

調査書などは、担任の先生に頼む前に、指定様式、必要部数、厳封の有無を確かめます。そのうえで、在籍校に作成に必要な日数を聞いてください。複数校を受けるなら、学校名、書類名、部数、受取予定日を一枚にまとめて渡すと話が早くなります。厳封された書類は開けません。

次に、締切が「必着」か「消印有効」かを確認します。必着なら、投函日ではなく学校へ届く日から逆算します。日本郵便を使う場合は、公式のお届け日数検索で差出元と学校所在地を入力できます。ただ、表示されるのは目安です。天候や交通の影響も考え、締切当日に届く予定は組まない方が良いでしょう。

送付方法は自己判断で変えず、募集要項の指定に従います。指定が読み取れなければ、学校の入試担当窓口へ確認してください。「追跡できる方法に変えてよいか」「ほかの書類と同封してよいか」も、学校に聞けば済むことです。

封をする前に、送付状、必要書類、宛名、出願番号が必要かを一校ずつ確認します。送った日、郵便物の番号、問い合わせた内容は残しておきます。受付状況を出願サイトで確認できる学校なら、反映後に確かめてください。

子どもにも、どの学校へ何を送るのかを説明します。作業は親がしても、自分の受験手続きまで人任せにしない。遠方受験では、早く送ることより、学校の指示を一校ずつ正しく確かめることです。