帰りの便は、試験終了の何時間後ならよいのか。これは一律には決められません。学校を出るまでの流れも、駅や空港までの道のりも違うからです。終了予定時刻に移動時間だけを足して予約すると、親子の合流や荷物の受け取りが抜けます。
受験年度の案内で、試験の終了予定時刻と退場方法を読みます。一斉退場か、受験番号ごとの退場か。保護者との合流場所が指定されているか。案内に記載がなければ、学校の入試担当窓口へ尋ねます。前年の方法を前提にはできません。
次に、校門で会うまでの時間、宿泊先などに預けた荷物を取りに寄る時間、駅・空港までの実際の経路を足します。駅の入口からホームまで、空港なら手荷物を預けて保安検査場を通るまでにも時間がかかります。乗車・搭乗に間に合う到着時刻は、利用する交通事業者の公式案内で確かめます。
その合計に、退場の遅れや交通の乱れに備える余裕を加えます。予定どおりなら乗れる便より、少し遅れても間に合う余地がある便がよいのです。最終便に合わせて余裕を削るしかないなら、もう一泊する費用と比べます。
きっぷや航空券を買う前には、予約変更と払戻しの条件も読みます。後の列車や便へ移れるのか、差額や手数料が生じるのかは、商品、運賃、購入先などで扱いが異なります。安さだけで選ばず、利用する事業者や購入先の現行条件で判断します。
子どもには学校の指示どおりに退場することと、合流場所を伝えておきます。受験を終えた子どもを急がせなければ間に合わない予約には、無理があります。帰りの便は終了予定時刻からではなく、合流後の全行程から逆算して選びます。
