寮があるから候補にしたものの、週末や長期休暇には利用できない日があると後から分かることがあります。寮があることと、入学後も無理なく生活できることは同じではありません。
地方から受けやすい学校かどうかは、入試会場への行きやすさだけでは決まりません。「受験当日の移動」「入学後の生活」「帰省と保護者の来校」の三つに分けて比べた方が良いでしょう。
自宅から入試会場までを調べる
学校の最寄り駅からの時間だけでは足りません。自宅を出てから会場に着くまでの所要時間、乗り換え回数、利用できる便を書き出します。欠航や運休が起きた場合の代替経路も確かめてください。学校以外に入試会場を設ける場合もあるので、受験する年度の募集要項で確認します。
寮は週末と休暇中まで確かめる
寮については、開寮日と閉寮日、週末の滞在、長期休暇中の帰省、食事が出ない日を確認します。病気やけがの際に誰が対応するのか、通院や保護者への連絡はどうなるのかも学校に尋ねます。
ここは保護者だけで決めない方が良いでしょう。具合が悪いときに誰へ伝えるのか、休日をどのように過ごすのか。子ども自身が説明を聞き、その生活を続けられそうか考えることです。
保護者が現地へ行く回数も聞く
保護者会、面談、学校行事への出席は年にどの程度あるのか。オンラインで参加できるものはあるのか。緊急時には来校が必要なのか。入学後の負担を考えるため、説明会や個別相談で確かめます。
候補校ごとに確認表を作る
- 受験日と帰省時の経路、所要時間、代替経路
- 週末・長期休暇中の寮、食事、病気やけがへの対応
- 帰省の条件と保護者が来校する機会
学校公式サイト、最新の募集要項や寮案内、交通事業者の公式情報を使って表を埋めます。寮の運営や交通事情は変わるからです。分からない項目に印を付け、次の学校訪問や、学校が実施していればオンライン相談で尋ねることを三つに絞ります。受験しやすさだけでなく、合格後に子どもが生活を続けられるかで選ぶということです。
